シコウ錯誤の日々

ナル(4歳男児)とトモ(2歳男児)のハザードレベルを上げるために日々奮闘中。

「育児ってマジ大変!」 ウソだと思うなら、やってみな。

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ある日、お母さんが言うんです。

「育児がマジ大変なの! 一人でやるのはマジ無理!仕事してた頃の方がまだ楽だったわ!」

それに答えてお父さんが言うよ。

「うそだ~ 仕事より大変って、それは無いわ。そもそも、うちのおかんは一人でやってたで~」

「ウソだと思うなら、やってみな!!」

 

あ、それ!

タンタンタン タンタラタン 試しにやってみな ♪

タンタンタン タンタラタン 試しにやってみな ♪

タンタンタン タンタラタン 試しにやってみな ♪ 

お父さん・お母さん「「マジ大変だ!!」」

 

(参考:ピタゴラスイッチのウソだと思うなら、やってみな

最近のナルのブームはEテレの『ピタゴラスイッチ』と 『デザインあ』です。)

20140928 ナルの沐浴初挑戦中

 

やればすぐ分かるさ

さて、育児の大変さは普通の感覚を持っていればやってみればすぐに分かるので、出来るだけ早い段階でやらせればいいと思う。

そのためにも、その機会が増える男性の育児休暇が社会に浸透しつつあるのは非常に素晴らしい傾向だ。

これからの時代、里帰り出産よりも旦那が育児休暇取って夫婦二人で育児合宿するべきだな。

そうすれば、育児の大変さを夫婦で共有することができるだろう。

 

男性には幼少の頃からあまり父親になる覚悟を育てるイベントというものはない。

だから、子供が生まれたらできるだけ早い段階から育児に関わったり、父親だけで子供を見る機会を作ってやるといいと思う。

そうすれば、強制的に自覚は目覚めるはずだ。

 

だから、お母さんは心配だろうけど、旦那と我が子を千尋の谷に突き落とす獅子の気持ちで、美容室にでも行くと良いと思います。

そして、こういった試みをするためにも、私は母乳×ミルクの混合育児を強く推奨するところである。

 

実際問題、やってみてもやらないのは やれないからやりたくないからなのでしょう。

 

 

やりたくても、やれない 

やりたくてもやれないから、ってのは厄介だ。

仕事が激務で帰りが遅いってのがこのパターンだろう。

ワークライフバランスや働き方改革が声高に叫ばれ、注目されるようにはなってきたけれど 未だ道半ばである。

私は基本ソロ活動が多い営業の部署なので色々と融通は利かせやすい。

だけど、同じ会社でもチームで動いている部署にいる父親たちはまた苦労したりしている。

 

以前、傍若無人な私は上司とのミーティングをキャンセルして「家庭が大事なので帰ります」と言ったら、「私だって家庭が大事だよ・・・」と苦笑いされたことがある。

そりゃそうだよな、と私は思った。

 

イクメンするために定時で帰って、私個人の評価が下がるのは致し方ないと割り切れる。

だが、同じチームの仲間に私の分の負担がのしかかると考えたら、さすがに少しだけだが躊躇する。

組織である以上、個人が変わったところで、大きなシステムが変わらないと負担の押し付け合いになってしまう。

ただし、負担の割合はチームの人数によって分散され一定ではない。

2人チームから1人抜けるのと、5人チームから1人が抜けるのとでは、残ったメンバーにかかる負担の大きさは大違いだ。

2人チーム、というのは勿論夫婦のことである。

 

やってみたけど、やりたくない

やってみたけどやりたくない、ってのは厄介だ。

これはもう、大変なのはわかっているけど、やりたくないからやらないというパターンである。

そっかー やりたくないか。

 

これはもう、あれかね。免許の更新の時に見せられる30分ぐらいの映像ドラマ。

『償い』とかそういう系の、事故を起こしたらこんな目に合うぞ!っていう感じの安全運転啓発ドラマの育児版でも作ってもらうしかないか。

 

育児をしないと、最終的には妻に捨てられ、子供に見放され、仕事も失い、一人孤独に打ち捨てられた野良犬のように死んでいく・・・ 

 

そんな感じのドラマでも作って、定期的に見せるとかどうでしょうか?

あ、でもそれって割と昭和の父親の末路だから、身近にあるかもよ。

 

まあ、このタイプにはやれって言ってもしょうがない。

基本的に、ネットの至る所で行われている議論と正論による論破合戦と同じだ。

勝利したところで相手の気持ちや行動を変えることができなければ単なる自己満足で終わってしまう。

だから、私は交渉や提案や搦め手を重視する。

 

あと、女性(妻)から言われるとへそ曲げる父親が多いと思うので、ネットの片隅から男性目線の「育児やらない父親マジダサイ!」的な価値観を発信するべく、頑張っていきたい所存です。