シコウ錯誤の日々

ナル(4歳男児)とトモ(2歳男児)のハザードレベルを上げるために日々奮闘中。

「BLUNDSTONEのサイドゴアブーツは最強のファザーズブーツだ」 最強育児靴

 

2017年9月17日19時30分 台風18号の影響で、我が家の近くにある重信川の水位が氾濫危険水位を超えた。その情報はエリアメールで流域一帯に住む人間に一斉に届けられ、親は騒然とし、その姿に子どもたちは軽くパニックになる。

 

我が家でも、川が溢れるかもしれないという情報を聞いて、近所の奥さんが避難の相談に来る。情報を集め、取りあえず様子を見ることになったが、子供たちは不安そうにしている。

 

 

現在の水位は反乱危険水位を超えた5.4m。国土交通省の防災情報によると堤防の高さは9m弱となっている。まだ、水位に余裕はある。現時点での危険はまだ少ないはずである。そこで、私は実際に川の水位を見に行くことにした。

 

 

外に出ると雨は随分と弱まっていた。父を呼ぶナルの声が聞こえる。私は合羽を羽織り、愛用のBlundstoneのサイドゴアブーツを装着する。

 

 

父親たるもの、ファザーズブーツを持たねばならない。

 

父親は先頭を歩かねばならない。家族の身を守るため、たとえ草が生い茂る未踏の地であっても、足を取られる沼地であっても、嵐の中であってもだ。

 

軽く、防水性の高いこの靴は、雨の日の外出から、農作業、山歩きまであらゆるシーンで活躍してくれる現在の私にとって最も信頼できるブーツである。

 

 

数分後、生え放題の夏草をかき分けて、手にGentosのLEDライトを持って、私は重信川の堤防の上にいた。普段のおとなしい姿からは想像もできないような荒れ狂う重信川がそこにあった。氾濫までの猶予は約2m。20:21が満潮なので、ちょうど今がMAXの水位か。

 

私は水位を確認すると、一旦帰路についた。そして、取り敢えずは様子見であることを家族に伝え、寝る支度をする。

 

ナルを寝かしつけている時、支流の石手川ダムの放流情報が入る。流域にはけたたましいサイレンの音が鳴り響く。

「なんのおと?」

「大丈夫だよ・・・」

そう言って頭を撫でていると、ナルは眠りについた。

 

 

たった今、水位が反乱危険水位を下回り、避難勧告が解除されたという放送があった。

私はホッと一息つき、この意味不明のブログを書きあげるのであった。

 

 

 

 BLUNDSTONE サイドゴアブーツ

 

オーストラリア、タスマニア島生まれの老舗ブランド、ブランドストーン。ファッション性と機能性を備えた、最強のサイドゴアブーツ 。その水陸両用の機能性の高さは、ファザーズブーツに求められる性能をすべて満たしています。

 

 高い防水性

オイルをたっぷり染み込ませたウォータープルーフレザーが使われていて、高い防水性を誇る。川や海といった水の中に入るような使い方はさすがに想定外だろうが、日常的な水溜りやぬかるんだ道といった環境であればまったく気にせず突っ込んでいける。

雨の日のおでかけや、雨の日の翌日の公園だろうが、草むらの虫取りだろうが、お父さんは行くよ!

 

軽く歩きやすい 

ブーツとは思えないほど軽い。重さは片足約480gとスニーカーより少し重いぐらい。また、インソールと踵部分に使われているPORONというクッション材によって、長時間歩いても疲れにくい。

長時間の外遊びや、抱っこ状態での長距離歩行などでも力を発揮!

 

着脱が簡単 

靴ひもが無く足を入れるだけなので着脱が簡単。足を入れる部分の前後についているベロタグを使って、割と簡単に脱ぎ履きできます。サイドゴアブーツの元祖だけあって、この着脱のしやすさはさすがです。

キッズスペース等土足禁止の場所にはすぐに靴を脱いで上がれるし、キッズスペースから裸足で逃走する子供を追いかけるのにも必須。(これは裸足で追いかけろ)

 

お値段が良心的

海外製のブーツは近年円安の影響なのか、値上がりが著しいのですが、こちらのブーツは500番台であれば23,000円ほど、550番台であっても26,000円ほどで購入できます。RED WINGのブーツとか、最近ほんと高くなったよな・・・

何かとお金が入用な子育て世代には非常に助かります。丈夫なので多分5年は履けるな。

 

注意点 

大きく分類して500番台と550番台の2バリエーションがあります。

500番台は皮も柔らかく、カラーバリエーションも豊富で少しカジュアルなイメージ。550番台はややシック、ドレッシーなイメージで、皮とステッチングがカチッとしていて型崩れしにくいけれど、馴染むのに少し時間が必要な感じです。500番台でライトに履くか、550番台でヘビーに履くかといった感じでしょうか。

 

500番台の特徴

・550番台に比べて軽い。

・皮が馴染みやすく、味がでやすい。脱ぎ履きもこちらの方が楽。

550番台の特徴

・500番台に比べて、インソールが厚くなっていてより歩きやすい。(重さは少しアップ)

・皮の質とステッチングが一段頑丈になっている(ダブルステッチ多用)。ただし、その分足に馴染むのに少し時間がかかる感じ。

 

また、靴ひもが無いのでフィット感の調整が出来ないため、しっかり試着をすることをお勧めします。いざとなったらインソールで調整するしかないかな。足にフィットすればするほど手放せなくなるはずなのでしっかり足に合った一品を探し出すことをお勧めいたします!

 

あと、他のブーツと違ってソールの交換は出来ません。買ったら履きつぶすまで履く、が基本です。ただし、私が持っている他のRED WINGのブーツなどと比べても軽く、しっかりホールドされているからかソールの減りはかなり緩やかです。

 

 

いかがだったでしょうか?ちなみに、私が所有しているのは550番台なのですが、かなりハードに使っているのでドレッシーさは随分失われてしまっていて、ワークブーツ感が満載です。そして、もし私が1足しか靴を所有することができないと言われたら、迷わずこの靴を選びます。それぐらいお気に入りの一品です。

 

ぜひあなたもお店で見かけたら一度手に取ってみてください!