「心は離さない」 育児で重要視すること
日課であるスマートニュースの育児記事をチェックしていると、『育児で重要視することランキング』という記事があった。
さて、皆さんは何を重要視して子育てされているのだろうか?
1位:他者への思いやりをもつこと(51.4%)
2位:親子でたくさんふれあうこと(46.9%)
3位:基本的生活習慣を身につけること(45.7%)
4位:社会のマナーやルールを身につけること(44.1%)
5位:自分でできることは自分ですること(39.0%)
6位:自分の気持ちや考えを人に伝えること(36.8%)
7位:身体を丈夫にすること(36.5%)
8位:興味や関心を広げること(33.4%)
9位:自然とたくさんふれあうこと(19.7%)
10位:屋外で遊ぶこと(19.4%)
こちら、首都圏のママが対象の調査の結果らしい。
1位、4位、6位あたりが 他者とのコミュニケーションに係わることであるところが、人の多い首都圏ならではなのかな。
また、早くからの自立を目指しているところは、やはり共働きが多いんだろうな、などと思ってみたりもした。
この中だと、田舎在住のパパの(私)の重要視するものは 8位:興味や関心を広げること かなぁ。
9位も大事、10位も大事、2位も大事。(ランキング下位多いな!)
逆に、首都圏ママと違って 上位の1位、4位、6位あたりはそこまで重視はしてないな。
このあたりのコミュニケーションって、教えるものではなくて子供たちが自分で学んでいくものじゃないかしらん、とも思ってたりする。
取りあえずは、マコの手の回りにくい父親が得意とするべき分野でガシガシ育児に係わっていきたいところだ。
マコは 2位:親子でたくさんふれあうこと だと言っていた。
最近、トモに手がかかって、ナルとのふれ合いが減っているのが悩みらしい。
「子どもは育てたいようには育たない。育てたようにしか育たない」という話がある。
私自身が、他者をないがしろにするような言動をしていては、私がどんなに願ったところでナルトモもきっと他人を大切にする子供には育たないだろう。
私が社会のマナーやルールを破るような人間であれば、口でどんなに言っても、ナルトモも同じように破るような人間になるのだろう。
「子は親の鏡」ともいう。
いつかは自分の頭で考え、私とは違う選択をするようになるのだろうけれど、やはり芯になる部分は私の影響を強く受けてしまうに違いない。
先日、モノマネタレントの清水アキラさんが、息子が覚せい剤の使用で逮捕されたことを謝罪しているのをテレビで見た。
「他の家庭以上に厳しく、何かあればひっぱたいたりもした。それで逆に嘘吐きになってしまったんでしょうか」
「私の育て方がダメだったんだと思う」
「突き放したい。突き放したいけど、やはり家族なんです」
芸能人のゴシップについては、基本的には全く興味がないのだけど、同じ父親としては刺さる会見だった。
ナルトモが将来犯罪起こしたらどうするかな~ などと考えたりしていた。
「子は親の鏡」って使い方によっては残酷な言葉だ。
清水アキラさんの育て方がダメだったのかどうか、他人には分からない。
だが、結果で過程を判断されてしまうのも事実だ。
多分、最善の育て方をしても、歪む子は歪むのだろう。
こればっかりはもうどうしようもない。
最終的には、親子と言えども他人同士なのだ。
ナルトモもいつかは私の手を離れる。
「子供から手を離しても、目を離してはいけないよ」
ふと、そんな言葉を思い出して、ググってみたら続きがあった。
1.乳児はしっかり肌を離すな
2.幼児は肌を離せ 手を離すな
3.少年は手を離せ 目を離すな
4.青年は目を離せ 心を離すな
子育て四訓というらしい。
何を離しても、最後まで心は離さない。最初から心はしっかりと繋いでおかないといけない。
それが、親になるっていうことなんだな。