シコウ錯誤の日々

ナル(4歳男児)とトモ(2歳男児)のハザードレベルを上げるために日々奮闘中。

「育児に飽きたが、飽きてる場合じゃない!」 11連休育児ばかりしてみた結果

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新しいオモチャはお父さんのためでもある

 

 

今回、11連休という恵まれた年末年始を終えた最終日、私はマコに思わず呟いた。

「育児に飽きた・・・」

 

 

我が家のルーチン

朝は平常通り、7時前にトモが起床。

「マンマ、マンマ」と、マコに縋り付き朝食を求める。

7時25分になるとテレビを点けて『デザインあ』の音でナルを起こす。

ナルに朝食をとらせながら、トモの相手をする。

 

ナルは便秘気味なので、いまいち食が細い。

すぐに気が散るので、食事には平均して1時間ぐらいかかる。

一方でトモは食欲旺盛で、パン一枚をぺろりとたいらげ、「ばーばー」と、デザートのバナナを要求してくる。

 

食事が終わると、洗濯だ。

『いないいないばぁ』や『おかあさんといっしょ』等を見せながら、服を着替えさせる。

汚れが酷い衣類は予洗い(マコ)して洗濯機に投入。

布団をしまい、使用済みの食器を洗う(マコ)。

ナルトモと遊びながら洗濯物を干して、ちょっと一息。

その後、しばらく子供たちと遊ぶ。

 

気付くと昼近くになっているので、昼食の準備をする。

トモを先行して食べさせ、またナルに1時間ほどかけてご飯を食べさせる。

食後、トモを寝かしつけて、またナルと遊ぶ。

寝ている隙に、使った食器を洗ったりもする。

2時間ほどお昼寝してトモが起きたら、また遊ぶ。

この辺で、買い物に行ったりもする。

 

あっという間に日が陰り、夕方だ。

夕食の準備をしたり、眠くなってぐずりだしたナルトモと遊んだりする。

トモを先行して食べさせ、またナルに1時間ほどかけてご飯を食べさせる。

風呂の掃除をして、二人を風呂に入れる。

歯磨きをしたり、食器を洗ったりした後にトモを寝かしつけ(マコ)、ナルと遊んで、トモが寝たらナルを寝かしつける。

 

 

このルーチンをひたすら繰り返した。

毎日、毎日繰り返す。

年末年始で行く場所が変わったとしても、基本的にやることは同じだ。

ナルトモが一人ではできないことを介助してやらなければならない。

 

朝起きた瞬間に、夜寝るまでにやらねばならない事に想いを馳せてゲンナリするのだ。

また一日が始まる。

うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ !!!!

 

 

自由な時間を噛み締める

夜、ナルトモを寝かしつけた後、ようやく私には自由な時間が与えられる。

ここぞとばかりに、仮想通貨について勉強したり、本を読んだり、ブログを書こうとしたりして(書いてない)、自由を満喫するのである。

連休中、いつしか私はこの時間だけを楽しみに、日中を過ごすようになっていた。

 

ああ、早く夜にならないかな。

早くこいつら寝ないかなぁ。

正直、仕事をしていた方が楽だった。

ナルトモは可愛いし愛している。

だが、それとこれとは別問題だ。

脳がスリップするのだ。

 

 

不毛なルーチン

仕事をしていた方が楽だと感じる最大の理由は、ナルトモの介助というのは基本的にはその場しのぎの方法であって、根本的な解決ではない部分にあるのだろう。

根本的な解決ではないので、今日も明日もひたすら繰り返される。

そして、根本的な解決であるナルトモが自分で自分のお世話をしてくれるようになるためには、何よりも時間が必要なのである。

 

この不毛さを父親は体験しておくべきである。

この心が擦り減っていくような不毛さを。

このアリアハンの城の周りのスライムだけでひたすらレベルアップさせるようなつらみを。

そうすれば、「俺は働いているから偉いんだ」などという認識は間違っても出てこない。

 

マコがこの不毛さに耐えてくれているから、私は働けるのだ。

 

 

だが、飽きている場合じゃない!

連休中、基本的には私は何がなくともナルトモと遊んでいたので、遊ぶことに一番飽きてしまっていた。

年始早々に体調を崩してしまったため、休みの後半にはアグレッシブに新要素を投入できず、室内遊びばかりになってしまったことは大いに反省したい。

大きなスマホ(タブレット)育児にも頼り過ぎであった。

 

私はもっとナルトモの世界を楽しいものにしてやらねばならなかった。

退屈な世界で窒息するぐらいだったら、荒野に飛び出すべきだった。

今見ている世界に飽きてしまったならば、違うものを見るために飛び出すべきだった。

 

今回の11日間の育児を通して得た教訓を今後活かしたい。

 

 

 

昨夜、マコからは「連休中に一度も早く仕事に行け!とは思わなかったよ」というお褒めの言葉を頂いた。

今頃、眠くなったナルとトモがグズっている頃だろう。

さぁ、早く家に帰ろう。