「リトミックが生んだ 歌って踊れる系男子」 リトピュアリトミック教室に通っての感想
なぜリトミックなのか
ナルは1歳過ぎからずっとリトミック教室に通っている。
子供に幼児教育させよう!というよりも、1週間に1回はお出かけする機会を作って、マコもナルもリフレッシュしよう!というのが最大の目的だった。
つまり、リトミックじゃなくてもベビースイミングでも、体操教室でも何でも良かったのだけど、割と近所で開催されていたのでリトミックが選ばれた。
女優の上戸彩さんもかつて習っていて、自分の子どもにも習わせたいと言っていたリトミック。
私は聞きなれない言葉だったので、マコが通いたいと言い出したときには正直何をする教室なのかもよく分かっていなかった。
リトミックの歴史
リトミックは、19世紀の末から20世紀初頭にかけて、 スイスの音楽教育家・作曲家であったエミール・ジャック=ダルクローズによって提唱された音楽教育の手法です。
「ダルクローズ音楽教育法」とも言われ、音楽と動きを融合したものです。
ダルクローズは、リトミックを「心と身体の一致・調和を促す」「音楽的なセンスを培う」と述べています。
楽器の演奏訓練を早い時期から、ただ闇雲にするのではなく、音を聴き、それを感じ、理解し、その上で楽器に触ってみる、楽しさを身体全体で味わい、その喜びの中で音を出し、奏で、音楽への興味と音感を育んでいこうとしました。
お、おう。
つまり、なんか歌ったり踊ったりする教室なんだな!
どんなことをするの?
基本平日に週1回 1時間のレッスン開催。
レッスンの流れは基本的にはこんな感じらしい。(毎回、多少変わる)
1 レッスンスタート 順番に音楽に合わせて名前を呼ばれてお返事
2 音楽に合わせて手遊びや運動
3 お話リトミック(先生が歌ったり演じたりしながらの 絵本の読み聞かせ)
4 フラッシュカードを使った遊び(国旗カード、動物カード、植物カード)
5 音符カードを使った遊び(表に動物、裏に音符が書いてあるカード。動物の名前と音符の泊数がリンクしている)
6 歌に出てくる色に合わせたカラーボードを使った遊び
7 音楽に合わせて、ポンポンやタンバリンを使ってダンス
8 おわりの挨拶 さよなら~ あんころも~ち~ ま~た~き~な~こ~
9 残りの時間で工作したり、遊んだり
リトミックの教材。その他、先生が持ってきてくれる教材も使うよ!
私も一度だけ、休日に開催されているホリデーリトミックというのに参加した。
子供たちが音楽に合わせて遊ぶのを見ている教室かと思ったら、親も一緒に体を動かす機会が結構多いんだな!ってのが第一印象だった。
うちの通っている教室では教材CDを流して、それに合わせて先生も子供たちも何かをする感じでした。(→リトピュアリトミック)
リトミック教室の種類によっては、先生がピアノを演奏してそれに合わせて色々する教室もあるらしい。(→カワイリトミック)
取りあえず、基本的には音楽に合わせて何かをするんだけど、内容が次々にが変わっていって結構慌ただしい1時間でした。
忙しくて、写真撮る暇もあまり無いぐらいだった。
リトミックの効果は?
パンイチで自作の歌を歌いながらタンバリンをかき鳴らしクネクネ踊る我が家の長男
気づくとナルはもう2年、トモは1年弱通っている。
取りあえず、リトミックの効果なのかは分からないけれど、ナルは普段から楽しそうによく歌うし、よく踊っている。
ナルはよく歌っている。
数字の歌やABCの歌、マーチングマーチ、こいのぼりの歌など、季節や流行に応じて何かと歌っている。
リトミックだけじゃなくて 車では子供向けの歌の音楽をかけているし、NHK Eテレの影響も大きいとは思う。
相乗効果もあるのだろう。
スーパーマーケットでBGMとしてかかっている曲や、CMの曲なんかもよく真似して口ずさんでいる。
スーパーマーケットAのテーマ曲をスーパーマーケットBで熱唱するのが、最近のナルのブームである。
そして、よく踊っている。
ナル君のくねくねダンスは、近所でも幼稚園でも大評判だ。
でも、その動きはピコ太郎のPPAPがベースである。
動きは、直線的というよりもくねくね、ピョンピョンと傍から見ているとわが子ながら面白く、変なやつである。
「ナル君のダンス おもしろい!」と、近所の女の子にも評判だったので、案外将来モテるかもしれない。
リトミック教室でも、気持ちが乗らないときは割と自分のやりたいことをやっているらしいけど(国旗カードだけは最前列に行くらしい)、間違いなく今のナルを作った一要素にはなっているのだろう。
ただ、一緒に通い始めたマコのママ友の娘さんは、普段そんなに歌ったり、踊ったりしないらしいから、単にナルがお調子者なだけの気もする。
もう少し大きくなれば、恥じらいとかが出て来て、今みたいに歌ったり踊ったりはしなくなるのかもしれないけれどな。
ナルが歌って踊ると、周りも笑って明るくなる。
そして、同じようにリトミックに通い、歌い踊る兄を見ているトモも最近になって踊りだした。
これは、マジ可愛くて天使!(親バカ)
音を楽しむと書いて音楽
楽器の演奏訓練を早い時期から、ただ闇雲にするのではなく、音を聴き、それを感じ、理解し、その上で楽器に触ってみる。
楽しさを身体全体で味わい、その喜びの中で音を出し、奏で、音楽への興味と音感を育んでいこうとしました。(上記 ダルクローズ氏のリトミックの理念)
改めて、ダルクローズ氏の理念を読み直して、リトミックが『音を楽しむ』教室であるということを思い出す。
習い事と違って何かが出来るようになるのではなく、音楽の楽しみ方を教えてくれる教室なのだ。
ナルとトモは歌い方と踊り方を習いに行っているのではなくて、歌う楽しみと、踊る楽しみを学んでいたのだ。
だから、普段からあんなに楽しそうに歌い踊っていたのか!
(お父さん、今気付いたよ!)
ナルの通っている教室では「絶対音感」「絶対拍」「絶対感性」が身につく!ってのがキャッチコピーだったんだけど、これらはもはやおまけである。
必要なものは十分に学んでいた。
ここから先は、子供次第。
親としては、音楽という楽しい世界に触れさせてやれたようなので、大いに満足しています。
ちなみに、ナルとトモが通っている教室は下記リンクのリトピュアリトミックというやつです。
wanderingstar716851.hatenablog.com