「個性と習性(父親の魂)」 子供の個性と習性
我が家には育児本の類はほぼ無いが、この本だけは時々読み返す。
育児本というよりも、教育論についての本ではあるが、この本に書かれてあって大切なことを要約すると
「それってなんかデータとかあるんですか?」
「それあなたの感想ですよね?」
という、ひろゆき氏が「ビートたけしのTVタックル」で、ネット規制論に対抗するために使った煽り文句にも似たものとなる。
「それって科学的根拠(エビデンス)とか、あるんですか?」
データや科学的根拠(エビデンス)無しに 良い悪いとされてきたことへの疑問。
「それって、あなた個人の経験論ですよね?サンプル数いくつですか?」
統計学的にサンプル数の少ない成功体験を模倣することへの疑問。
これ、古い世代との育児方針の違いで揉めた時に 相手を論破する時にも使えるね。
そのまま使うと、危険な煽り文句になるけど。
私は育児関係の記事を読むのが大好きだが(SmartNewsのカテゴリー『ファミリー』と、Conobieの記事を読むのは日課)、時々 直観的に胡散臭さを感じる記事を目にする。
データ的根拠があやしかったり、世にあふれる成功者のサクセスストーリーをまとめた本を読む時のような胡散臭さを感じることがある。
だが、たとえ科学的根拠(エビデンス)がある理論であっても、「ナルには通じないだろうな、トモはこうじゃないんだよな」という部分で違和感を覚えることもある。
↑これはヒグマの話なんですけど、育児には通じるものがあるような気がする。
個性と習性は別。
習性を知り尽くすことは、こちらの有利に働く。
だけど、最終的にはその子の個性に合せて何かをしないと意味がないってことだな。
習性を知るために情報を集め、個性を知るために観察し、コミュニケーションをとる。
そういうところが、試行錯誤が好きな私にとっては 子育ての面白く、また父親の魂が勃起する!! ところなのであります。
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