シコウ錯誤の日々

ナル(4歳男児)とトモ(2歳男児)のハザードレベルを上げるために日々奮闘中。

「雨の日の過ごし方とがらがらどんについて」 屋内遊びの紹介

 

また週末が雨で嫌になってしまいますね。

最近、ナルトモとは遊んでいるけれど、近所の子供たちと一緒に遊べていないのが何気にストレスな私です。

来週の3連休は晴れるといいなぁ。

 

最近の雨の日のナルとの遊びは、剣のおもちゃを使って戦いごっこをしたり、レゴブロックとプラレールを使ったヒーローごっこ遊びをしたり、マコが空き箱で作ってくれた段ボールハウスで遊んだりしていました。

あと、スマホでヒーローや鬼に電話したり、おえかき遊びもしていたな。

 

「やめないか!」 ヒーロー登場!

 

からの、ヒーローによるダイレクトアタック!

 

マコのDIY段ボールハウス

 

 最大3人 入れます!

 

 

しかし、さすがにこうも雨ばかりだと、遊び方もマンネリ感が出てきた。

そこで、今日はちょっとナルと近所の本屋さんに行ってきました。

二人で店内をのんびり見て回り、購入したのはこちらの本です。

 

 

 

「3さいだもん」(学研)

こちらは同シリーズの「1さいだもん」「2さいだもん」を既に持っているので、その流れで購入。

そろそろひらがなを完全にマスターして欲しいなと思っていたので、色々な物の名前が書かれてあって良いかなと思います。

 

「名作よんでよんで 世界の昔ばなし20話」(学研)

トモを寝かしつけしている間、ナルに本を読んでやりたいなぁと思っていたので 読み聞かせ用に購入。

文字も大きくて、各話もそこまで長くないのでじきに自分で読むようになるかな?

 

どちらの本も気に入ってくれたようで、家に帰ると早速私の膝の上に乗ってきて読んでくれとせがんできます。

雨の日は読書をして過ごすのも良いかもしれないね。

 

 

さて、本日購入したどちらの本にも 三びきのやぎのがらがらどん というお話が載っていました。

こちら、ノルウェーの民話らしいです。皆さん、このお話ご存知でしょうか?

 

名前がみんな同じがらがらどんという大中小3匹のヤギが、草を食べるために橋を渡り山の上を目指すお話。

(名前が同じだから兄弟だと私は思いこんでいたのですが、そうではないようです。)

 

だけど、橋の下には恐ろしいトロルという魔物が住んでいる。

先に橋を渡った小さいヤギと中ぐらいのヤギたちは「後からもっと大きいヤギが来るから!」とトロルを説得して見逃してもらう。

そして、最後に渡る一番大きなヤギは圧倒的なパワーでトロルを返り討ちにする!というお話です。 

 

え、マジで・・・ って読みながら衝撃を受けました。

 

私のうろ覚えの記憶では、3匹目も同じように「後からもっと大きいやぎが来るから!」とトロルを説得して見逃してもらう。

だが、もうヤギが橋を通ることは無くトロルは悔しがる、という困難を知恵で乗り切るお話で、教訓としては欲をかいたら何も手に入らないよ! って感じだったんです。

でも実際には、大きいヤギの方がトロルよりも圧倒的に強いという結末なんです!

 

トロルときたら、めは、さらのようにまるくてぎょろぎょろ。

はなは、火かきぼうのようにつきでているのです。

ああ、おそろしい。

こんなこと書いてあるから、お父さんとしてはトロルのパートは怖い物好きのナルが喜ぶように 凄く低い声でおどろおどろしく迫真の演技でもって

「だれだあ、おれさまのはしをがたがたゆらすやつは!」

とかやってたんですよ。

 

で、ヤギのパートはちょっと甲高く子供をイメージした声で怯えた感じを出しながら

「ぼくは、やぎのがらがらどん。

 ぼくをたべないで。

 うしろから、ぼくよりおおきいやぎがくるよ!」

って感じでやってたんですね。

 

それなのに、大きなヤギときたら

「誰が、トロルなんかにたべられるもんか。

 ぼくがやっつけてやるぞ!

とか言い出しましてね、

ガラガラドンは、トロルにとびかかりました。

つので目玉をえぐりだし、ひづめでふんで、にくもほねもこなごな。

それから、かわにほうりなげて、ドボン!

そして、ゆうゆうとはしをわたって、山の上まで行きました。

こんな結末だったんです。無駄にグロい!

 

私の役作り、0点!駄目!全く駄目!

ヤギの方がはるかにモンスター!

なぜ最初に大きなヤギに渡らせなかった!

つーか、小さいヤギ、お前なぜ最初に渡ったんだ!

 

 

恐ろしいトロル

 

粉々にされた かつて恐ろしいトロルだったモノ(肉片)

 

どちらも同じ学研が出版している本だったので、最初は誤訳か何かかと思って、後でインターネットで調べたんですが間違っていませんでした。

しばらくは、三びきのやぎのがらがらどんが子供に何を伝えたいお話なのかを頑張って考えて行きたいと思っています。

眠れない夜が続きそうです。

それでは。