「我が家の教育資金貯蓄のための戦略」 何だかんだ言ってもお金は大事
子育てとどうしても切り離すことができないのがお金の問題だ。
この国で子供を育てるのにはお金がかかる。
この問題が無ければ、あと一人二人子供が欲しい家庭も多いだろうし、日本の少子化問題ももう少しマシになっているはずである。
ああ、宝くじ当たらないかな~(買ってないけど)。
とはいえ、子育てはお金がかかるというイメージはあるけれども、具体的にいつ幾らぐらい必要なのかはわりと大雑把な認識である家庭が多いのではなかろうか。
かくいう私も、何等の宝くじが当たれば、何人子供を増やせるのかもよくわかってはない。
うちの財務担当は私なので、そのあたりをしっかり把握しておかねばならない!
ということで、我が家の場合についてしっかり考えてみることにする。
大学進学に備えて資金を貯めよう
何と言っても、お金がかかるといえば大学進学だ。
ナルとトモが大学に進学する場合を想定して、現在我が家ではそれぞれ 2万5000円ずつ教育資金を積み立てている。
実はこれ、何となく無理のない金額ということで設定されただけである。
とりあえずは、私と同じように県外の国立大学に進学することを想定してシミュレーションしてみよう。
2万5000円× 12カ月×18年=540万円
18年後、正確に言えば18年と数カ月あるのだけど、このまま順調に積み立てて行けば大学進学前にはナルトモに各540万円ほどは用意してやれることになる。
ネットで検索して出てきた国立大学に進学した場合の教育資金のデータについてはこちら。
入学金:28万2000円
授業料(年額):53万5800円
A. 授業料等 28万2000円 + 53万5800円 × 4年間 = 242万5200円
B. 仕送り 10万円×12カ月× 4年間=480万円
A+B 722万5200円
お、既に足りない。
182万5200円ほど足りてない。
これはまずいので、もう少し頑張って月々の積み立てを3万円に増やしてみよう。
3万円× 12カ月×18年=648万円 くっ、まだ足りない。
3万5000円× 12カ月×18年=756万円 おお、ようやく足りたぞ。
月々3万5000円の216回払いであれば、ナルとトモの誕生日には県外の国立大学に通うための資金は準備することができるようである。
18歳の誕生日~翌年の3月までの猶予や大学に進学しても稼いで来ればいいのだけど、あくまで18歳の誕生日までに教育資金を準備するという想定でのシミュレーションだ。
なるほど、ナルとトモで毎月7万円の積み立てだね!
月々7万円・・・ 年間84万円・・・
大学に行くまでにも当然お金は必要だ
月々7万円という額は我が家の収入からすると現時点ではなかなか大変な額ではあるが、不可能な額ではない。
(上記テーブル参照)
ただ、現在はナルが週に2回ほど幼稚園のプレ保育に通っているだけなので、幼稚園や学校に通いだせば今後出費は今後大きく増加することだろう。
そのあたりを把握するために「教育資金 いくら」で検索して最初に出てきた
子どもの教育費いくら必要? | 子育てマネーアドバイザー こちらのサイトの情報をもとにして、今後我が家の教育関係の支出について整理してみた。
上記サイトから抜粋した 各時期でかかる一般的な教育費はこちら
幼稚園(私立) 月約2万5000円
小学校(公立)習い事含 月約2万6000円
中学校(公立)習い事含 月約3万8000円
高 校(公立)習い事含 月約3万2000円
私立幼稚園の月謝については既に確定しているのでそちらを採用。
こちらの情報をもとに、我が家の場合の必要教育資金の経時変化のグラフ化してみた。
中学校の方が高校よりもお金がかかるのか・・・
とりあえず疑問はひとまず置いておいて、 大学進学資金を貯めつつ、上記の教育資金については随時準備しておかなければならない。
一番お金がかかるのはナルが中学3年生、トモが中学1年生の時期のようである。
その額 毎月7万円。
単純に教育にかかる費用だけで今よりプラス7万円。
食べ盛りの男子2匹を育てるこの時期は、食費も上昇していることだろうから、なかなか大変だ。
この段階になると、上記の平成29年度予算のテーブルでは赤字になってしまう。
収入については児童手当の額も下がっていくので、私の給料の上昇に期待したいところである。
また、あと9年でマイホームのローンの金利も少し上昇するため、余裕は全く無くなるな。これはマコにガッツリ稼いできてもらわねば・・・
いつどれぐらいお金が必要なのかを考えていると、色々なことが具体的に見えてくる。
例えばナルが大学1年までに教育な資金を貯めきる必要はないとか、中学~高校生の間は毎月の出費が結構大きいので注意が必要であることなどが具体的になってきた。
そして、経時的に変化していく教育資金(毎月2万1000円~7万6000円)を支払いつつ、大学進学のための資金(毎月7万円)を積み立てていくには、経費削減も大切だがやはり収入自体を増やさないとなかなか厳しいという現実も見えてきた。
お金を貯める戦略(ストラテジー)
それを踏まえて我が家の教育資金貯蓄の戦略を練っていかねばならない。
いついくら必要なのかをまとめておくと、戦略がとても立てやすいので皆さんにもお勧めだ。
とりあえず、今後も必要な出費については、今後も具体的な数字が判明し次第更新していこう。情報をアップデートすることは戦略を立てる上で最重要の要素である。
そして現在、我が家では学資保険には加入せず、今流行のロボアドバイザー WealthNavi にナルトモの教育資金(毎月5万円)を突っ込んでおります。
貯めるのではなく増やすという戦略です。
シミュレーションによると20年後には元金1760万円が50%の確率で3124万円になるとのこと。
上手くいけば教育資金の問題は大半が解決してくれるはず。
旨い話なんてあるもんじゃないさと言いながらも、今年の4月に開始して現在のところ順調に資産を増やしてくれています。
最初に500万円預けて、その後は毎月5万円の積み立てを実施中。リスクは4/5に設定。
ただし、これはあくまでも順調にいった場合の話。
本来であれば、教育資金のようなお金の運用にはリスクもあるので向いていないかもしませんが、まあこのあたりは家庭によって違うかな。
いろいろ考えて、我が家の場合は増やさないことが最大のリスクになりそうなので暫くはこの方向で行こうと思う。
なお WealthNavi は口座開設もおそろしく簡単だし、お金を預けておけば本当にほったらかしておいても勝手に増やしてくれるのでお勧めです。
詳しくはググってみてね!(詳しく解説してくれているブログもいっぱいあるので)
親が子供に残してやれる確かなものなんて、お金と教育ぐらいなんだよなと思いながら、今後も我が家の財務担当としてお金の問題についてもいろいろと試行錯誤していこうと思っております。