シコウ錯誤の日々

ナル(4歳男児)とトモ(2歳男児)のハザードレベルを上げるために日々奮闘中。

「楽しませるから、楽しませろ」 育児とは楽しいものなのか

  

職場で「育児は楽しいよ」と言うとビックリされた。

マジかよ!という顔をされた。

この世のものじゃないものを見るような目で見られた。

そこで、改めて考える。

育児を楽しむをモットーにしている私だが、育児とは楽しいものなのだろうか。

 

 

最大の任務は遊んでやること

育児における父親の最大の役割とは子供と遊ぶことだろう。

我が家は男の子2匹構成であるため、遊んでやることに対しての期待は高いはずである。

私がナルトモと遊んでやっている間に、マコは休んだり溜まっていた家事を片付けることができる。

 

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家庭においては、遊ぶことが 最大の仕事である私の最近の業務内容はこんな感じだ。

 

主な室内遊び

・おもちゃの剣で戦う「戦いごっこ」

・あいうえおパズルを使って禁じられた言葉を作ったり、謎の言葉をつくる「あいうえお遊び」

・レゴブロックとプラレールとハッピーセットのおまけとで遊ぶ「超人ごっこ」

・クーピーとクレヨンでモンスターの絵を描く「お絵かき」

・スマホアプリの「鬼から電話」「ヒーローから電話」

・布団に潜って二人でトモを呼んで、ニコニコしながらトモが布団の中にやってきたら、3人でもみくちゃになる「トモちゃんきたーごっこ」

 

主な屋外遊び

・乗用玩具やストライダーを乗り回す

・ナルトモランドでの砂遊び

・公園で遊具で遊ぶ

・近所の子供と一緒に鬼ごっこ

 

 

これらの遊びが楽しいかどうか?

私ほどのイクメンになると子供と一緒に全力でたのし・・・め・・・ な・・・

・・・そりゃ、あなた。楽しいわけないだろう。

 

 

退屈な遊びと可愛い子供

基本、子供というのはお気に入りの遊びのリピートを要求してくる。

先日購入した「3才だもん」はもう何十回読んでやっただろうか。

レゴブロックで遊ぶの飽きたよう!

「鬼から電話」「ヒーローから電話」もっと会話バリエーション増やしてくれ!いつじも同じじゃないか!

 

ナルトモと一緒に遊びそのものを楽しめるようになるには、もう少し成長を待たねばならない。

そしたら、一緒にゲームとかできるからな。お父さんは元ゲーマーだ。

とは言え、育児を楽しむという目線からするとこれは少しずれるし、その頃には多分お父さんは不要だ(涙)。

 

いや全く、育児は基本的には大変で、めんどくさくて、退屈で、可愛いのだけが救いだ。 

 

 

成長が楽しい

だけど、子供が成長していく姿を見るのは楽しいものである。

ナルが謎の言葉づかいでいっちょまえに話すのは聞いていて面白い。

トモがおもちゃ箱をひっくり返してニコニコ笑顔で部屋を散らかしていく姿も見ていて楽しい。

 

昨日まで出来なかったことが、今日出来るようになっているのを観察する楽しさ。

新スキルを獲得して、それを使わせる楽しさ。

日々の遊びを、(大人の都合の良い)成長へとつなげる試行錯誤。

父親が関わることによって、こっそり方向性を修正することができる。

ただし、これらはすぐには結果が出るものじゃないし、長いスパンで楽しまなければならない。

 
なんかペットを飼う楽しみとあまり変わらない気がするな・・・
でも、まあ本質は同じなんだろうな。
生き物を育てる楽しさってのは。

 

 

何より楽しいのは

そして、何より育児を通して自分が変わっていくのが楽しいんだと思う。

なかなか、ここまで自分を劇的に変えてしまうイベントってのは無い。

私は今、父親になって初めて見ることができるようになった世界を楽しんでいる最中である。

 

 

面白い人生と幸福な人生

独身の頃の方が人生面白かったが、結婚して子供が出来てからの方が人生幸福だ。

これは、間違いない。

日々の生活は慌ただしく、体力的にも精神的にもキャパシティはギリギリだ。

だけど、楽しむことを忘れてしまうと、幸福すら失われてしまう気がする。

 

人生とは退屈な幸福と、面白い不幸の両天秤なのかもしれない。

だが、面白い幸福の方がより良いはずだ。

だから、強制2択であるならばそんなもの吹っ飛ばして、我が家はその場所を目指して走り続けるとしよう。

 

ナル!トモ!

お父さん頑張ってお前たちを楽しませるから、お前たちも頑張ってお父さんを楽しませてくれよ!