シコウ錯誤の日々

ナル(4歳男児)とトモ(2歳男児)のハザードレベルを上げるために日々奮闘中。

「家族という最小単位を考える」 実家、義実家との付き合い方

 

親孝行してますか?

我が家では2週間に1回ぐらいの頻度で、週末に私の実家に夕食を食べに行くことにしている。

父と母も同じ市内に住んでいるので、車で30分ほどの距離だ。

そこで、父と母に孫の姿を見せてやりながら、普段食べることがあまりない御馳走を頂くのである。

 

同居しているわけではないが、2週間に1度は孫の顔を見せてやれる。

これは、私にしてはかなり想定外の親孝行である。 

正直、昔は愛媛県に帰ってくることはあまり考えていなかった。

色々と紆余曲折があって、私は現在この街で働いているのだけど、孫を見て目を細める父母の姿を見ていると、選択としては悪くなかったのではないかと思ったりもする。

 

 

イベント 義理実家でのお食事会

私やナルトモや私の父母にとっては楽しいイベントであるが、義理の実家にこの頻度で連れて行かれるマコにすれば、なかなか辛いイベントだろう。

ということを心配して、時々マコに確認するようにはしている。

 

いくら御馳走を食べることができるといっても、義理の実家の居心地はあまり良くはないはずだ。

自分の家 > 自分の実家 > 義理の実家 

当然ながら、これぐらいの居心地の良さの序列はあるはずだ。

 

幸い、現在のところマコと私の父母との関係は良好である。

勿論、多少色々と溜まって来てはいるかもしれないけれど。

私はマコには前もって「マコと私の実家が揉めたら、基本的には私は無条件でマコの側に立つ」とは伝えている。

 

なぜって、そりゃ現在の私の家族は、私とマコとナルトモの4人だからだ。

ちなみに、基本的にはというのは、常識の範囲内でということである。

 

家族の中で唯一血が繋がっていないのがマコである。

私とマコは結婚という契約と信頼関係でのみ繋がっているのだ。

結婚という契約は形の無いものだし、信頼関係は簡単に崩れる可能性もある。

だから、私はマコを一番大切にしないといけないのだ。

  

 

ナルトモへ 

ナルトモにもいつか伝えなければならない。

私とお前たちはずっと親子だが、ずっと家族ではない。

 

お前たちも、いつかは私たちの手から離れ、独立して新しい家族を作っていくことだろう。

その時には、お前たちは何よりも自分の家族を守らなければならないのだ。

自分の妻や子供よりも、私やマコを優先させるようなことがあってはならないぞ。

私たちはずっと同じ家族じゃないんだ。

両者の言い分を聞いてからとか、中立も駄目だ。

取りあえずは、無条件で家族を守るんだ。

 

それとは別に、困ったことがあった時に頼ってくれれば出来る限りのことはしてやろう。

それは、私たちが親子だからで、この先もずっと変わることは無い。 

 

 

夫婦別性について

私は他人同士が結婚して新たに生まれた家族は新しい家族であると思っている。

幸か不幸か、私の家には継ぐべき家業やら面倒なものは無いから、そう思えるかもしれない。

まあ、お家のためとかそんな時代でも無いしね。

家の家業を継いだりして、親の影響下にずっと有り続けるというのは、楽かもしれないけれどなんとも息苦しい人生なんだろうな。

 

夫婦別性については、あまり深くは考えたことがなかったが、結婚後は我が家でもマコも私の苗字を名乗っている。

今、名字を選択できるようにしようという議論が再燃しているが、そこに夫側でもなく妻側でもない自分で決めた名字を選択できるような第3の選択肢を加えるのはどうだろうか?

そうすれば、男女平等だし、子供の苗字の選択も困らないはずだ。

 

その際は、我が家は凄くキラキラな苗字にするとしよう。