「3人目どう?」 体力とQOLとお金と時間
リア充・・・
今年の6月に、親戚が1人増えるらしい。
マコの妹のマヤちゃんが、現在妊娠中とのことである。
その話をマコに聞いたとき、私は「おぉぅ!マジかよ・・・」と絶句した。
ちなみに、関係者は皆、絶句したという。
マコの一族は超が付くほどの女系一族であるから、また姪っ子が一人増えるのかな。
マヤちゃんと旦那のエーちゃんはの家庭には、金銭的にはそんなに余裕はない。
エーちゃんは、最近は頑張って働いているようだが、貯金はほぼ無く、時々マコのお母さんにお金を借りたりしているという話を聞いたりもしている。
娘が既に2人いて、今年からウルノちゃんとカノちゃんは、保育園に入園予定だ。
当初の予定では2人を保育園に入れて、マヤちゃんは仕事を探す予定であった。
この状況で、予定外(?)の3人目の妊娠である。
マコのお母さんは思わず「何でつくったのよ!」と言ってしまい、後に後悔したというが、まあ気持ちは大いに分かる。
取り敢えず、保育料も馬鹿にならないので、一日も早く幼児教育の無償化の政策が実施されて欲しいものである。
我が家には、ナルとトモの2人の男児がいる。
二人とも、私にとっては目に入れても痛くないほどの可愛さである。
子供は可愛い。
本当に可愛い。
子供が生まれるまで、地上で最も可愛い生き物は猫だと思っていたが、それは間違いだった。
ホモサピエンス最強。
我が子、最強である。
さて、ここで「3人目、どう?」と言われたら私はどう答えるだろうか。
私もマコもアラフォーと言われる年齢である。
マコは1人目、2人目よりも体力の衰えた状態での高齢出産となる。
私も3人目が高校を卒業する前に、定年退職の年齢となる。
(65歳まで働くなんてまっぴらだ)
そもそも物理的に、大人2人で子供3人の対応って可能なの?
まあ、ナルも日々頼もしくなってくれているけれど。
子供は可愛い。
本当に可愛い。
だが、人生であったり、労働者としての時間の折り返し地点を過ぎた今、現実問題として可愛いだけでは乗り越えられないものも色々とある。
私に残された時間の問題、教育資金をはじめとするお金の問題、そしてトモのイヤイヤ期も始まり正念場が予想される家族の状況、クオリティオブライフ。
でも、次が産み分け等で女の子確定だとしたら?
あと、5歳若かったら?
3人目、チャレンジしたかもなぁ・・・
うまく言語化できない領域で検討した結果、私は2人で満足しているようだ。
このあたりの判断は、動物の本能的な部分に繋がっている気がするなぁ。
我が家としては3人目の可能性は低いけれど、取り敢えずはもっとお金を貯めることにした。
4人の姪っ子たちが、将来 大学進学という進路を希望した時に、少しでも足しになるように我が家では姪っ子たちの分まで学費を貯める。
お金の問題で選択肢が狭まってしまわないように、少しでも残しておく。
この考えには、マコも大賛成だった。
生まれてきた6人と、生まれてくることができなかった1人の子供達。
人生の折り返し地点を過ぎて振り返ると、スタート地点で子供たちが笑顔で手を振っているのが見えた。
多分、私の残りの人生はこのチビどもがずっと笑顔でいられるようにするためにあるのだろうな。