シコウ錯誤の日々

ナル(4歳男児)とトモ(2歳男児)のハザードレベルを上げるために日々奮闘中。

「大人として」 近所のチビどもと

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 男子3兄弟ならこんな感じなのかな・・・(死ぬ)

 

平和すぎて、ブログに書くことが無い

最近の我が家は平和である。

ナルトモの寝かし付けを早ければ21時ごろに完了させて、キッチンでマコと二人でだべる事も増えた。

ナルもすっかり幼稚園に慣れて、毎日楽しそうに登園していく。

トモも絶賛イヤイヤ期のはずだが、ナルで手こずった私たちにはまだまだ可愛いものである。

 

ああ、平和だ。

今日、何かあった?

そんな時に、マコが気になる出来事としてあげるのは、案外近所の子供たちの事だったりする。

 

 

お隣のミッくん

お隣にはナルの2歳年上のミッくんが住んでいる。

ミッくんにはナルと同い年の妹のミオちゃんがいる。

ミッくんのお父さんは、普段滅多に家にいない。

長距離トラックのドライバーだということで、家には週に1度帰ってくるかどうかというところのようだ。

そんなわけで、普段はお母さんとミッくんとミオちゃんの3人で暮らしている。

 

 

ナルトモとミッくんは仲良しだ。

ナルが外で遊んでいれば、ミッくんはすぐに家から出てくるし、ナルも同じだ。

トモもミッくんのことが大好きで、割と早い段階で「みっくん、みっくん」と名前を憶えていた。 

 

私もナルトモを外で遊ばせていると、すぐにミッくんも合流するので、最近は3兄弟のように一緒にまとめて遊んでやることが多い。

男の子3人兄弟だとこんな感じか・・・

こいつぁ中々の地獄である。

 

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ナルトモじゃなくて、ミッくんとトモで遊んだり (虫捕り中)

 

 

ミッくん観察日記

ミッくんを観察していると、ナルトモよりもちょっと多動気味だな~と感じることが多い。

あまり落ち着きがなく、衝動性が高い。

結構じっとしていられない子かもしれない。

そんなやんちゃなミッくんと妹を、ほぼワンオペで育ててミッくんのママはスゲーなと思う。

 

 

1年ぐらい前、一緒に遊ぶようになった頃のミッくんは、時々だが人を困らせる行動をしていた。

友達のおもちゃを強引に奪ったり、後ろからドンと押したり、砂をかけたり、石を投げたりといったヤンチャな行動だ。

それらは、突発的で衝動的ないたずらだった。

 

男の子ゆえのヤンチャさというのは存在するのだろう。

野生というか、本能というか、湧き上がってくるエネルギーによる意味不明の衝動なのだと思う。

だが、私はミッくんの問題行動に人の気を引きたいという、彼の心の中の満たされない寂しさを感じる事があった。

 

寂しさが生み出すみたいなもの。

は放っておくと、になってしまうのかもしれない。

私はそれを少しだけ心配していた。

 

 

ミッくんの成長

今現在、成長して世界が広がったからなのか、心の中の満たされない思いを吐き出すすべを学んだからなのか、近所に遊ぶ友達が出来たからなのか、幸いミッくんの中の陰みたいなものを感じる事はほぼ無くなった。 

この一年の成長ぶりは実に素晴らしい。 

 

 

私は今までミッくんを2回ほどがっつり叱ったことがある

一度目は注意しても、石を投げることをやめなかったとき。

二度目は砂だらけ、泥だけで家に入ろうとしたときだ。

(事前に注意しておいたのに!)

なお、二回目はナルも一緒だったのでまとめて叱った。

短く、わかりやすい言葉で、ちょっと怖い大人を演じて叱った。

 

 

かつて、大人になるってどういうことなんだろうと考えていた。

親になった今、私はナルとトモの育成に責任のある身となった。

そして、大人になるってことは、子供たちの未来にも責任を持つことなのかもしれないとも思う。

 

 

遊ぶ大人、叱る大人 

よそはよそ。うちはうち。

それでも、よその家の子を叱る。

個人主義のこの時代である。

余計なおせっかいだと、ミッくんのママには思われるかもしれない。

だけど、一緒に遊ぶならば、やはり大人は叱るべき時は叱らねばならないのだろう。

私はそれも一つの大人の義務だと思っている。

 

以前ミッくんが少しだけ寂しそうに、

「ミッくんのパパは家の中では遊んでくれるけど、外では遊んでくれないんだ」

と言っていた。

 

分かったよ。

君たちが望むならば、これからも『ナル君のお父さん』は君たちと遊ぶよ。

それも大人の義務だ。

それが君たちの健やかな成長の助けとなるならば、 私は力を尽くすよ。

私の手はそれほど長くはないけどな。

 

私は一緒に遊んで、時には叱る大人をやりたいなと思っている。 

手の届く範囲の子供達には、手を伸ばしてやりたいなと思っている。

時には力を貸したり、見守ってやりたいなと思っている。

 

一人の大人として、そう思っている。

 

 

 

  

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